スイング向け銘柄チェック|値幅と流動性から見た候補
数日〜数週間のスイングトレード向けに、値動きと流動性のバランスが良い銘柄を整理します。
なぜこの条件で抽出したか
1か月騰落率 2%以上
直近に値動きがある銘柄を中心に、スイングの余地を探します。
20日平均売買代金 3億円以上
エントリー・イグジットしやすい流動性を確保します。
対象市場はプライム、データ基準日は2026-07-10です。
抽出結果(上位8銘柄)
| 銘柄コード | 銘柄名 | 1M騰落率 | 3M騰落率 | 20日平均売買代金 | PER | ROE |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2492 | インフォマート | 37.3% | 14.5% | 932,729,615 | 57.72 | 15.8% |
| 3086 | J.フロント リテイリング | 35.6% | 24.5% | 10,235,283,103 | 28.09 | 6.8% |
| 3480 | ジェイ・エス・ビー | 31.0% | 70.9% | 2,277,628,050 | 36.95 | 12.4% |
| 3769 | GMOペイメントゲートウェイ | 24.4% | 14.8% | 2,803,558,915 | 34.29 | 19.3% |
| 3994 | マネーフォワード | 23.3% | 36.8% | 1,811,232,650 | 172.79 | 3.6% |
| 3696 | セレス | 21.9% | 43.9% | 460,282,860 | 9.95 | 18.8% |
| 3498 | 霞ヶ関キャピタル | 21.3% | 9.7% | 3,487,281,950 | 13.45 | 28.0% |
| 3445 | RS Technologies | 21.3% | 84.8% | 1,768,166,700 | 22.66 | 11.6% |
※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。
こんにちは、駿風 りんです。
数日から数週間の保有で利益を狙うスイングトレード。大事なのは「波」に乗ることです。今回は直近1か月で2%以上の騰落があり、かつ売買代金が十分にある銘柄をピックアップしました。流動性が低いと逃げ遅れますからね。
それでは、私のノートにまとめた注目ポイントを確認します。
銘柄ごとの注目ポイント
インフォマート(2492)
1か月騰落率が+37.25%と非常に強力なトレンドです。売買代金も約9.3億円あり、スイングに必要な流動性は確保されています。ただ、PER 57.7倍はかなり割高。過熱感があるため、押し目を待つか、短期的な反発を狙う機敏な動きが必要です。
J.フロント リテイリング(3086)
1か月で+35.64%、3か月でも+24.45%と安定して上昇しています。特筆すべきは売買代金で、20日平均が約102億円と圧倒的です。板が厚いので大口の動きに左右されすぎずエントリーしやすいですが、急騰後の調整リスクには注意してください。
ジェイ・エス・ビー(3480)
3か月騰落率が+70.91%と爆発的な伸びを見せています。直近1か月も+31.04%と勢いが止まりません。売買代金は約22.7億円。トレンド継続性は高いですが、ここまで上がるといつ利益確定売りが出てもおかしくありません。損切りラインをタイトに設定して挑みたい銘柄です。
GMOペイメントゲートウェイ(3769)
営業利益率が37.98%と非常に高く、ファンダメンタルズは盤石です。1か月で+24.38%の上昇。売買代金は約28億円あり、流動性も十分です。トレンドは上向きですが、PBR 6.3倍という水準から、過熱感による一時的な調整が入るリスクを想定しておくべきです。
マネーフォワード(3994)
1か月で+23.31%と反発しています。売買代金は約18億円。ただ、営業利益率が-5.26%とマイナスであり、PER 172倍という極めて高い期待値で買われています。ここは純粋なテクニカルの波を狙う局面で、ファンダメンタルズに寄りすぎると火傷します。
セレス(3696)
配当利回り8.34%という驚異的な数字が目を引きます。1か月騰落率+21.87%、3か月では+43.92%と強いトレンドを形成中。売買代金は約4.6億円で、流動性は最低限クリアしています。低PER(9.9倍)で上昇しているため、比較的リスクは低いと考えられます。
霞ヶ関キャピタル(3498)
売上成長率が+46.91%と凄まじい勢いです。1か月騰落率は+21.30%。売買代金は約34.8億円と非常に活発です。ROE 27.99%という高効率な経営も裏付けとなっており、トレンドの継続性が期待できそうです。
RS Technologies(3445)
3か月騰落率が+84.84%と今回のリストで最大の上昇幅を記録しています。直近1か月も+21.25%と堅調です。売買代金は約17.6億円。強いトレンドの中にいますが、急角度の上昇は急角度の下落を招くため、エントリータイミングには細心の注意が必要です。
セクター偏りについて
今回は「情報・通信業」と「不動産業」に銘柄が集中しています。特に不動産セクターの上昇が目立っており、業界全体の地合いが追い風になっている可能性があります。セクター全体が崩れると共倒れになるため、分散して注目することが大切です。
まとめ
どの銘柄も直近の勢いは十分ですが、その分「高値掴み」のリスクも隣り合わせです。スイングトレードにおいて、上昇トレンドにある銘柄を追うのは正解ですが、過熱感があるときは無理に飛び乗らず、適切な押し目を待つ忍耐が必要です。
入るタイミングと、出る勇気。それがスイングの全て。 損切りラインを先に決めてから、候補を見たい銘柄群です。
利回り以外に確認したい指標
- RSI — 買われすぎ・売られすぎの水準
- ATR — 値幅と損切り幅の目安
- 直近高値・安値 — サポート・レジスタンスの位置