増配余地のある高配当株|成長と配当の両立

配当利回りと売上成長率のバランスが良い銘柄を、増配余地の観点から整理します。

なぜこの条件で抽出したか

配当利回り 2.5%以上

一定のインカムを確保しつつ、事業成長も見込める銘柄を探します。

売上成長率 5%以上

業績が伸びている企業は、将来的な増配余地がある可能性があります。

対象市場はプライム、データ基準日は2026-07-10です。

抽出結果(上位8銘柄)

銘柄コード銘柄名配当利回り自己資本比率営業利益率ROEPER
3393スターティアホールディングス10.11%54.0%13.6%27.6%12.44
2410キャリアデザインセンター9.68%59.8%8.5%23.8%13.79
3696セレス8.35%35.5%7.9%18.8%9.95
3245ディア・ライフ5.98%59.3%9.8%18.9%8.76
1870矢作建設工業5.37%51.5%8.1%11.1%9.47
1814大末建設5.28%42.3%6.2%15.1%9.64
1926ライト工業5.24%71.5%12.4%13.9%14.03
3076あい ホールディングス5.24%77.7%13.4%19.4%6.57

※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。

こんにちは、穏谷 みどりです。

日々の株価の変動に心を揺らされることもありますが、私たち長期投資家が大切にしたいのは、心地よいリズムで届く配当金と、それを支える企業の「健康状態」ですよね。今回は、しっかりとしたインカムを確保しつつ、成長性も兼ね備えた銘柄さんたちをゆっくりと見ていきたいと思います。

銘柄ごとの注目ポイント

スターティアホールディングス(3393)

まず目に飛び込んでくるのは、10.11%という非常に高い配当利回りです。驚くほどの数字ですが、自己資本比率が54.01%あり、営業利益率も13.63%と効率的に稼いでいらっしゃいますね。売上成長率も7.11%と堅調ですので、この高配当を維持できる体力が備わっているか、今後の業績推移をそっと見守りたい銘柄さんです。

キャリアデザインセンター(2410)

こちらも利回りが9.68%と大変に高いですね。自己資本比率は59.85%と安定しており、ROEも23.78%と非常に高く、資本を効率的に活用して成長されています。売上成長率も5.14%とプラス圏にあるため、インカム重視の方には魅力的な選択肢になりそうです。

セレス(3696)

配当利回りは8.35%と高水準です。ただ、自己資本比率は35.46%となっており、他の銘柄さんに比べると少しだけ慎重に見たいところです。とはいえ、売上成長率が7.05%あり、ROEも18.78%と高いため、攻めの姿勢が感じられますね。財務の健全性と配当のバランスをじっくり確認したい銘柄さんです。

ディア・ライフ(3245)

利回りは5.98%と落ち着いた水準ですが、特筆すべきは67.46%という驚異的な売上成長率です。自己資本比率も59.30%と十分な水準にあり、急成長しながらも財務の土台をしっかり築かれている印象を受けます。今後の増配余力にも期待が膨らみますね。

矢作建設工業(1870)

利回りは5.37%で、自己資本比率は51.47%と半分を超えており安心感があります。売上成長率も20.40%と高く、地道に事業を拡大されていますね。派手さはありませんが、安定感を重視したい方に寄り添ってくれそうな銘柄さんです。

大末建設(1814)

利回りは5.28%、自己資本比率は42.26%となっています。売上成長率が18.56%と好調で、業界のリーダーとしての底力が見えますね。財務基盤は安定していますが、建設業という特性上、外部環境の影響を受けやすいため、長期的な視点で配当の持続性を確認したいところです。

ライト工業(1926)

利回りは5.24%ですが、注目すべきは71.47%という非常に高い自己資本比率です。財務の健全性は抜群で、営業利益率も12.36%と高く、とても「おっとり」と構えていられる安心感があります。売上成長率も14.62%あり、健全な成長を続けていらっしゃいますね。

あい ホールディングス(3076)

利回りは5.24%で、自己資本比率は77.74%と今回の中で最も高い水準です。売上成長率も32.89%と非常に力強く、財務の健全さと成長性の両立が見事ですね。配当の持続可能性という点では、非常に心強い銘柄さんだと言えそうです。

セクター偏りについて

今回の抽出結果を拝見しますと、建設業(矢作建設工業、大末建設、ライト工業)が3社含まれており、少しセクターに偏りが見られますね。建設業は受注状況によって業績が変動しやすいため、ポートフォリオに組み込む際は、他のセクターともバランス良く分散させて、穏やかな運用を心がけたいと思います。

まとめ

高い配当利回りはとても魅力的ですが、数字だけを見て飛びつかず、自己資本比率などの財務健全性を合わせて確認することが大切です。特に10%近い超高配当銘柄さんは、その理由がどこにあるのかを慎重に見極める必要がありますね。

今回ご紹介した銘柄さんたちは、多くが売上成長を伴っており、今の配当だけでなく、これからも続く配当を期待したい銘柄群です。株価の上下に一喜一憂せず、企業の健康状態を見ながら、ゆっくりと付き合っていければと思います。

株価の上下より、毎年の配当と財務の健全さを。

利回り以外に確認したい指標

  • 配当性向 — 増配の余地はあるか
  • 利益の推移 — 成長が配当原資に反映されているか
  • 過去の配当方針 — 増配傾向があるか

本サイトの記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。