今週の高配当株チェック 第4回
プライム市場の高配当銘柄を、利回りと財務の観点から毎週整理します(第4回)。
なぜこの条件で抽出したか
配当利回り 3%以上
毎週のインカム投資チェックとして、市場平均を上回る利回り水準を設定しています。
自己資本比率 30%以上
配当の持続性を見るため、財務基盤の確認を欠かしません。
営業利益率 3%以上
本業での稼ぎがある銘柄に絞り、減配リスクの高い銘柄を除外しやすくします。
対象市場はプライム、データ基準日は2026-07-24です。
抽出結果(上位8銘柄)
| 銘柄コード | 銘柄名 | 配当利回り | 自己資本比率 | 営業利益率 | ROE | PER |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4310 | ドリームインキュベータ | 10.8% | 74.0% | 20.6% | 13.8% | 14.0 |
| 3393 | スターティアホールディングス | 10.2% | 54.0% | 13.6% | 27.6% | 12.3 |
| 2410 | キャリアデザインセンター | 9.7% | 59.8% | 8.5% | 23.8% | 13.7 |
| 3696 | セレス | 8.7% | 35.5% | 7.9% | 18.8% | 9.5 |
| 6194 | アトラエ | 7.9% | 72.0% | 24.3% | 22.5% | 16.7 |
| 8614 | 東洋証券 | 7.4% | 42.6% | 20.7% | 12.9% | 11.6 |
| 8214 | AOKIホールディングス | 7.1% | 64.3% | 8.7% | 6.5% | 15.0 |
| 2146 | UTグループ | 6.8% | 48.5% | 6.4% | 23.1% | 15.5 |
※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。
こんにちは、穏谷 みどりです。
日々の喧騒を離れて、ゆったりとした気持ちで資産を見つめ直す時間は大切ですね。今週も、皆様のインカムゲインへの歩みをサポートするために、気になる銘柄を丁寧にお調べしてきました。
「株価の上下より、毎年の配当と財務の健全さを。」
この言葉を胸に、今回も数字の裏側にある企業の「体力」を一緒に見ていきましょう。
銘柄ごとの注目ポイント
ドリームインキュベータ(4310)
配当利回りが10.8%と非常に高い水準にありますね。自己資本比率も74.0%と高く、財務の安定感はとても素晴らしいです。営業利益率も20.6%と力強く、本業での稼ぐ力もしっかりしています。これほど高い利回りと健全な財務が両立しているのは、非常に興味深い銘柄といえます。
スターティアホールディングス(3393)
配当利回り10.2%という魅力的な数字に加え、自己資本比率も54.0%と安定しています。特筆すべきはROEの高さで、27.6%という驚異的な効率性で利益を生み出しています。高い収益性が配当の原動力となっているようですので、継続性にも期待が持てそうです。
キャリアデザインセンター(2410)
利回りは9.7%と高水準です。自己資本比率は59.8%あり、財務基盤もしっかり整っています。ROEも23.8%と高く、効率的な経営が行われていることが伺えます。バランスの取れた、検討しやすい銘柄の一つですね。
セレス(3696)
配当利回りは8.7%です。自己資本比率は35.5%となっており、今回の抽出条件である30%をクリアしていますが、他の銘柄と比較すると少し慎重に見守りたい水準かもしれません。ただ、PERが9.5倍と割安感があり、利益をしっかり出している点は注目です。
アトラエ(6194)
利回りは7.9%で、自己資本比率が72.0%と非常に高いのが安心材料ですね。営業利益率も24.3%と極めて高く、稼ぐ力が非常に強い企業です。財務の健全性と収益性の高さから、配当の持続可能性についても前向きに検討できそうです。
東洋証券(8614)
利回りは7.4%です。自己資本比率は42.6%と中程度で、営業利益率も20.7%と優秀な数字を維持しています。売上成長率も20.3%と伸びており、成長と配当のバランスが気になりますね。
AOKIホールディングス(8214)
利回りは7.1%です。自己資本比率は64.3%と高く、財務面での安心感があります。PBRが1.0倍となっており、資産価値の観点からも見ておきたい銘柄です。
UTグループ(2146)
利回りは6.8%です。自己資本比率は48.5%で、財務の安定性は確保されています。ROEが23.1%と高く、効率的な経営が配当を支えている様子が見て取れます。
セクター偏りについて
今回の抽出銘柄を見ると、サービス業やプライム市場に上場する企業が多く見受けられます。特定の業界に偏りすぎず、多様なビジネスモデルを持つ企業が並んでいるため、ポートフォリオの分散を考える上でも参考になりそうなラインナップですね。
まとめ
高配当銘柄は非常に魅力的ですが、「利回りが高い=必ずしも良い銘柄」とは限りません。大切なのは、その配当が本業の利益によって支えられているか、そして不測の事態に備えた財務の余裕(自己資本比率)があるかという点です。
中長期のインカム投資では、配当の継続性と財務の健全性を確認したい銘柄群です。毎週の変化もあわせてチェックして、ご自身のペースでゆっくりと検討していってくださいね。
利回り以外に確認したい指標
- 配当性向 — 70%超は減配リスクの目安
- 営業キャッシュフロー — 利益とキャッシュの両方を確認
- 減配・無配の履歴 — 長期保有の判断材料
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