割安株スクリーニング|PER・PBRから見た注目銘柄
プライム市場からPER・PBRが割安でROE・自己資本比率が一定以上の銘柄を、バリュー投資の観点から整理します。
なぜこの条件で抽出したか
PER 15倍以下
収益に対して株価が割安な銘柄を抽出します。業種特性による違いは個別に確認が必要です。
PBR 1.5倍以下
純資産に対して株価が抑えられている銘柄を探します。バリュートラップに注意しつつ候補を絞ります。
ROE 8%以上・自己資本比率 40%以上
割安だけでなく、資本効率と財務基盤も確認します。
対象市場はプライム、データ基準日は2026-08-05です。
抽出結果(上位8銘柄)
| 銘柄コード | 銘柄名 | 配当利回り | 自己資本比率 | 営業利益率 | ROE | PER |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8935 | FJネクストホールディングス | 4.1% | 71.2% | 10.1% | 12.3% | 6.3 |
| 3076 | あい ホールディングス | 4.9% | 77.7% | 13.4% | 19.4% | 7.1 |
| 4028 | 石原産業 | 4.2% | 53.7% | 12.3% | 12.9% | 7.2 |
| 6741 | 日本信号 | 3.1% | 66.4% | 10.3% | 10.1% | 9.6 |
| 6750 | エレコム | 3.1% | 74.5% | 11.7% | 18.7% | 7.2 |
| 1879 | 新日本建設 | 3.5% | 72.6% | 14.7% | 11.3% | 8.6 |
| 3932 | アカツキ | 3.9% | 72.8% | 28.8% | 12.5% | 7.8 |
| 4507 | 塩野義製薬 | 2.8% | 65.4% | 33.4% | 12.2% | 11.4 |
※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。
こんにちは、安藤 和子です。
スーパーのお買い物でも、「安いから」という理由だけで手に取ると、後で「使いにくかった」「賞味期限が近かった」なんて失敗をすることがありますよね。投資もそれと同じです。単に株価が低いだけでなく、その会社がしっかり稼いでいて、中身が伴っているかを見極めることが大切です。
今日は、私が普段から大切にしている「収益性(ROE)」「割安さ(PER・PBR)」「財務の健全性(自己資本比率)」のバランスが良い銘柄をいくつかピックアップしてみました。
銘柄ごとの注目ポイント
FJネクストホールディングス(8935)
こちらは非常に「お買い得感」が強い数字が出ていますね。PERは6.3倍、PBRは0.8倍と、資産価値や収益力のわりに株価がかなり抑えられています。ROEも12.3%と高く、自己資本比率も71.2%と非常に筋肉質な財務体質です。不動産業界は景気に左右されやすい面もありますが、この割安さは一度じっくり見ておきたいですね。
あい ホールディングス(3076)
驚いたのはその効率の良さです。ROEが19.4%と非常に高く、稼ぐ力が強い銘柄といえます。PERは7.1倍、PBRは1.3倍と、成長性を加味してもまだ割安な水準にあります。自己資本比率も77.7%と盤石で、配当利回りも4.9%と高めなのが、家計を預かる身としてはとても魅力的に映ります。
石原産業(4028)
化学セクターの銘柄です。PERは7.2倍、PBRは0.9倍と、こちらも資産に対して割安な状態が続いています。ROEは12.9%としっかり確保されており、自己資本比率も53.7%と健全です。派手さはありませんが、堅実な歩みを感じさせる数字ですね。
日本信号(6741)
電気機器セクターから、日本信号さんです。PERは9.6倍、PBRは1.0倍と、ちょうど適正価格か、やや割安といったところでしょうか。ROEは10.1%と基準をクリアしており、自己資本比率も66.4%と安心感があります。安定したインフラに関わる事業なので、落ち着いた投資を好む方向けかもしれません。
エレコム(6750)
こちらも電気機器セクターですね。PERは7.2倍、PBRは1.4倍と、収益面での割安感が目立ちます。ROEが18.7%と非常に高く、効率よく利益を出しているのが分かります。自己資本比率も74.5%と高く、財務の安定感も申し分ありません。
新日本建設(1879)
建設業の中でも、非常にバランスが良いですね。PERは8.6倍、PBRは1.0倍と、収益・資産ともに割安な水準です。ROEは11.3%、自己資本比率は72.6%と、しっかりと利益を出しつつ、守りも固めている印象を受けます。
アカツキ(3932)
情報・通信セクターのアカツキさんは、営業利益率が28.8%と非常に高いのが特徴です。PERは7.8倍、PBRは1.0倍と割安感があり、ROEも12.5%と優秀です。自己資本比率も72.8%と高く、稼ぐ力と財務の強さが両立しています。
塩野義製薬(4507)
医薬品セクターとして、高い利益率を誇っていますね。PERは11.4倍、PBRは1.4倍と、他の銘柄に比べるとやや指標は高めですが、それでも割安圏内といえます。ROEは12.2%あり、自己資本比率も65.4%と安定しています。直近の株価推移を見ると少し調整が入っているようですが、中身をしっかり見極める必要がありそうです。
セクター偏りについて
今回の抽出では、不動産業や電気機器セクター、化学セクターなど、幅広い業種から銘柄が集まりました。特定の業界に偏りすぎず、それぞれの業界の中で「稼ぐ力」と「割安さ」が両立している銘柄を見つけられたのは、スクリーニングの成果ですね。
まとめ
「高い人気株より、ちゃんと安い優良株を。」 これが私のモットーです。家計の買い物と同じように、単に価格が安いかどうかだけでなく、その中身(収益性や財務)がしっかりしているかを確認したい銘柄群です。数字はあくまで目安ですので、気になるものがあれば、ぜひご自身でも詳しく調べてみてくださいね。
利回り以外に確認したい指標
- 業績トレンド — 割安の理由が一時的か構造的か
- セクター平均PER — 同業他社との比較
- キャッシュフロー — 利益の質を確認
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