増配余地のある高配当株|成長と配当の両立
配当利回りと売上成長率のバランスが良い銘柄を、増配余地の観点から整理します。
なぜこの条件で抽出したか
配当利回り 2.5%以上
一定のインカムを確保しつつ、事業成長も見込める銘柄を探します。
売上成長率 5%以上
業績が伸びている企業は、将来的な増配余地がある可能性があります。
対象市場はプライム、データ基準日は2026-08-14です。
抽出結果(上位8銘柄)
| 銘柄コード | 銘柄名 | 配当利回り | 自己資本比率 | 営業利益率 | ROE | PER |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4310 | ドリームインキュベータ | 10.8% | 74.0% | 20.6% | 13.8% | 14.0 |
| 3393 | スターティアホールディングス | 10.3% | 54.0% | 13.6% | 27.6% | 12.2 |
| 2410 | キャリアデザインセンター | 9.4% | 59.8% | 8.5% | 23.8% | 14.2 |
| 3696 | セレス | 8.7% | 35.5% | 7.9% | 18.8% | 9.5 |
| 3771 | システムリサーチ | 8.3% | 69.2% | 11.9% | 19.4% | 12.2 |
| 8614 | 東洋証券 | 7.3% | 42.6% | 20.7% | 12.9% | 11.8 |
| 2163 | アルトナー | 6.6% | 57.7% | 15.1% | 24.1% | 16.6 |
| 8622 | 水戸証券 | 5.8% | 58.5% | 19.6% | 7.2% | 16.8 |
※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。
こんにちは、穏谷 みどりです。
日々の株価の動きに一喜一憂してしまうこともありますが、私たちはもっとゆったりとした視点で、未来の果実を見つめていきたいものですね。「株価の上下より、毎年の配当と財務の健全さを。」
今回は、高い配当利回りと、事業が成長している証である売上成長率を兼ね備えた銘柄たちを一緒に見ていきましょう。
銘柄ごとの注目ポイント
ドリームインキュベータ(4310)
配当利回りが10.8%と非常に高い水準にあります。特筆すべきは、売上成長率が40.6%と驚異的な伸びを見せている点です。自己資本比率も74.0%と高く、財務の安定感もしっかりしていますね。これほど高い利回りと強固な財務を両立しているのは魅力的ですが、急激な成長の後は落ち着くこともあるので、慎重に見守りたい銘柄です。
スターティアホールディングス(3393)
配当利回り10.3%という非常に高い還元姿勢が目を引きます。自己資本比率は54.0%と健全で、ROEも27.6%と効率よく利益を生み出しています。売上成長率も7.1%と着実に伸びており、現在の高い配当を維持できるだけの稼ぐ力を持っているように見受けられます。
キャリアデザインセンター(2410)
配当利回りは9.4%です。自己資本比率は59.8%と安定しており、ROEも23.8%と非常に高い水準を維持しています。売上成長率も5.1%と条件を満たしており、効率的な経営が配当の原動力となっている印象を受けますね。
セレス(3696)
配当利回りは8.7%です。自己資本比率は35.5%となっており、他の銘柄と比較すると少し低めなのが気になるところですね。売上成長率は7.1%と堅調ですが、配当の持続性を考える際には、この財務基盤の厚みをどう評価するかが鍵になりそうです。
システムリサーチ(3771)
配当利回りは8.3%です。自己資本比率が69.2%と高く、非常に安心感のある財務体質ですね。売上成長率も12.2%と力強く、利益率もしっかり確保されています。こうした「守り」の固い銘柄は、長期的なインカム投資においてとても心強い存在です。
東洋証券(8614)
配当利回りは7.3%です。売上成長率が20.3%と大きく伸びており、営業利益率も20.7%と非常に高い効率を誇っています。自己資本比率は42.6%で、成長性と収益性のバランスが取れた、注目したい銘柄といえます。
アルトナー(2163)
配当利回りは6.6%です。自己資本比率は57.7%と安定していますが、直近の株価変動が非常に激しい点が少し心配ですね。売上成長率は8.3%とプラスを維持しており、業績面での裏付けは感じられます。
水戸証券(8622)
配当利回りは5.8%です。自己資本比率は58.5%と健全で、売上成長率も14.9%と高い伸びを見せています。PBRも1.2倍と割安感があり、財務の安定性と成長性のバランスが取れた、穏やかな投資を好む方に向いているかもしれません。
セクター偏りについて
今回の抽出銘柄を見ると、サービス業や情報・通信業、そして証券業といったセクターに分かれています。特定の業界に偏りすぎず、異なる性質の業種が混ざっていることは、ポートフォリオ全体の分散という観点からは、少し安心できる要素といえるでしょう。
まとめ
高配当銘柄はとても魅力的ですが、利回りの高さだけに目を奪われて、財務の健全性を見落としてしまうのは少し危ういかもしれません。自己資本比率が低かったり、利益率が不安定だったりする銘柄には、少しだけ慎重な視点を持って接してあげてくださいね。
今回ご紹介した銘柄たちは、売上の成長を伴いながら、配当を維持・増配できる可能性を秘めたものばかりです。今の配当だけでなく、これからも長く続く配当を期待したい銘柄群として、ぜひウォッチリストに入れてみてください。
利回り以外に確認したい指標
- 配当性向 — 増配の余地はあるか
- 利益の推移 — 成長が配当原資に反映されているか
- 過去の配当方針 — 増配傾向があるか
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