配当も味わう割安株|インカム×バリューの候補

配当利回りとPER・PBRのバランスが良い銘柄を、割安株とインカムの両面から整理します。

なぜこの条件で抽出したか

配当利回り 2.5%以上

株価が割安なうえに、一定の配当インカムも期待できる銘柄を探します。

PER 18倍以下・PBR 1.8倍以下

配当利回りだけでなく、収益・純資産に対する株価水準も確認します。

対象市場はプライム、データ基準日は2026-08-19です。

抽出結果(上位8銘柄)

銘柄コード銘柄名配当利回り自己資本比率営業利益率ROEPER
5852アーレスティ7.3%41.2%2.2%6.4%4.6
8614東洋証券7.2%42.6%20.7%12.9%12.1
8214AOKIホールディングス7.0%64.3%8.7%6.5%15.2
9621建設技術研究所6.9%69.1%9.0%8.9%14.8
1852淺沼組6.1%42.1%4.1%10.4%14.2
8706極東証券6.0%65.1%—%9.1%12.3
9039サカイ引越センター5.8%76.9%10.1%8.7%14.0
1518三井松島ホールディングス5.8%43.5%14.6%12.1%15.2

※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。

こんにちは、安藤 和子です。

スーパーのお買い物でも、単に「安いから」という理由だけでカゴに入れることはしませんよね?賞味期限や中身の質もしっかり確認して、納得したものを選びたいものです。投資もそれと同じ。今は配当利回りが高くても、企業の稼ぐ力が落ちていたり、将来性が不安だったりすると、それは「安物買いの銭失い」になってしまうかもしれません。

今回は、配当利回りが2.5%以上あり、かつPER・PBRが一定の基準を下回る「割安感」のある銘柄たちを覗いてみましょう。

銘柄ごとの注目ポイント

アーレスティ(5852)

こちらは非常に驚きの数値が出ていますね。PBRが0.3倍、PERも4.6倍と、資産価値や収益力に対して株価がかなり低く抑えられています。配当利回りも7.3%と非常に高いのですが、直近3ヶ月の株価が大きく下がっている点が気になります。業績の動向によっては「バリュートラップ(割安のまま放置される状態)」に陥っていないか、慎重に見極めたい一株です。

東洋証券(8614)

配当利回りが7.2%と高く、ROEも12.9%と効率よく利益を出しています。PERは12.1倍、PBRは1.7倍と、割安基準を満たしつつも、収益性の高さがバランス良く反映されている印象です。

AOKIホールディングス(8214)

配当利回りは7.0%で、PBRは1.0倍と、解散価値に近い水準にあります。ROEは6.5%、PERは15.2倍となっており、堅実な家計管理のような落ち着いた数値ですね。

建設技術研究所(9621)

配当利回り6.9%に加え、ROEが8.9%としっかりとした稼ぐ力を持っています。PERは14.8倍、PBRは1.3倍と、極端な割安ではありませんが、指標のバランスが良い銘柄といえます。

淺沼組(1852)

配当利回りは6.1%です。ROEが10.4%と高く、PERは14.2倍、PBRは1.5倍となっています。建設セクターの中でも、効率よく利益を上げている点が注目ですね。

極東証券(8706)

配当利回りは6.0%で、ROEは9.1%です。PERは12.3倍、PBRは1.1倍と、指標面では非常に手堅い割安感があります。

サカイ引越センター(9039)

配当利回りは5.8%で、自己資本比率が76.9%と非常に高く、財務の健全性が際立っています。PERは14.0倍、PBRは1.2倍、ROEは8.7%と、安定感のある数値です。

三井松島ホールディングス(1518)

配当利回りは5.8%ですが、直近の株価上昇が目立ちますね。ROEは12.1%と高く、PERは15.2倍、PBRは1.5倍です。成長性と割安感のバランスをどう見るかがポイントになりそうです。

セクター偏りについて

今回のリストを見ると、証券や建設、サービス業など多岐にわたっていますが、全体的に「プライム市場」の銘柄が多く集まりました。特定の業界に偏りすぎず、さまざまな業種から割安なものを見つけ出せているようです。

まとめ

「高い人気株より、ちゃんと安い優良株を。」 今回ご紹介した銘柄は、どれも配当利回りが高く、指標面でも割安な条件を備えています。ただ、数字が低い理由には必ず背景があります。お買い得品を見つけたときのように、単に価格の安さに飛びつくのではなく、その中身(業績や財務)もしっかりと確認したい銘柄群です。

皆さんも、ご自身の目でお気に入りを探してみてくださいね。

利回り以外に確認したい指標

  • 配当性向 — 利回りが高すぎないか
  • 減配履歴 — 配当の継続性
  • 割安の理由 — 一時的な業績悪化か

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