今週の市場データ
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市場全体の動きを把握するため、20日平均売買代金5,000万円以上のプライム銘柄を対象に集計しています。
データ基準日は2026-09-16、対象銘柄数は1451です。
市場の広がり(1か月騰落率ベース)
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 平均騰落率 | -1.6% |
| 中央値 | -1.0% |
| 上昇銘柄比率 | 42.0% |
| 上昇 / 下落 / 横ばい | 610 / 835 / 6 |
今週の上昇率トップ
| 銘柄コード | 銘柄名 | セクター | 1M騰落率 |
|---|---|---|---|
| 6191 | エアトリ | サービス業 | 75.9% |
| 8848 | レオパレス21 | 不動産業 | 51.8% |
| 6027 | 弁護士ドットコム | サービス業 | 49.9% |
| 7475 | アルビス | 小売業 | 48.1% |
| 4933 | I-ne | 化学 | 43.8% |
今週の下落率トップ
| 銘柄コード | 銘柄名 | セクター | 1M騰落率 |
|---|---|---|---|
| 8011 | 三陽商会 | 繊維製品 | -74.4% |
| 9279 | ギフトホールディングス | 小売業 | -62.1% |
| 7649 | スギホールディングス | 小売業 | -56.1% |
| 9900 | サガミホールディングス | 小売業 | -50.4% |
| 6361 | 荏原製作所 | 機械 | -26.6% |
セクター別の平均騰落率(上位)
| セクター | 平均1M騰落率 | 銘柄数 |
|---|---|---|
| 海運業 | 10.3% | 5 |
| 電気・ガス業 | 9.7% | 21 |
| 石油・石炭製品 | 9.7% | 5 |
| 鉱業 | 4.9% | 4 |
| 証券、商品先物取引業 | 4.1% | 18 |
| 銀行業 | 3.1% | 69 |
| 倉庫・運輸関連業 | 1.9% | 8 |
| サービス業 | 1.6% | 114 |
※ JpStockAnalyzer スクリーニング集計。指数(日経・TOPIX)ではなく個別株データの集計です。
オープニング(保科沙耶香・司会)
皆さん、お疲れ様です。今週も『全員で今週の市況を評価しあう回』の時間がやってきました。司会の保科沙耶香です。2026年9月16日現在のデータを見ると、市場全体としては少し重い展開となりましたね。値上がり銘柄数が610に対し、値下がり銘柄数が835と、騰落比率は42.0%に留まっています。直近1ヶ月の平均価格変化率もマイナス1.6%となっており、全体的に調整局面、あるいは選別が進んでいる印象を受けます。今日はこの数字を元に、各分野のスペシャリストの皆さんと深く掘り下げていきたいと思います。よろしくお願いします。
キャラクター各自の市況評価
全体的に下落銘柄が先行しているけれど、これはむしろ『出遅れ』を探すチャンスとも言えるわね。1ヶ月の平均価格変化率がマイナスに振れているから、過度に売られすぎているバリュー株が出てきているはずよ。例えば、値下がり上位に入っている三陽商会(8011)などは、この動きの中でどこまで底を打つのか注視したいところね。ただ、全体が弱気な時は割安感があっても資金が入りにくいから、慎重に見極める必要があるわ。
成長性の観点からは、セクター間の明暗がはっきり分かれた週でしたね。海運業の1ヶ月平均価格変化率が+10.3%と非常に強く、電力・ガス業や石油・石炭関連も+9.7%と高い伸びを見せています。一方で、小型株の下落が目立ちます。ギフトホールディングス(9279)やスギホーソールドリンクス(7649)といった銘柄が大きく下げており、成長期待先行の小型株から、より実需やインフラに近いセクターへ資金がシフトしているような動きを感じます。
私は少しポジティブに捉えています。海運業や電力・ガス業といった、配当利回りが意識されやすいセクターが非常に強いですから。これらは景気循環やエネルギー価格の影響を受けやすいですが、キャッシュフローが安定している銘柄が多いのも特徴です。全体的な株価指数がマイナスでも、こうしたディフェンシブかつインカムゲインが見込めるセクターに資金が逃避、あるいは集約されているのは、市場の健全な防衛反応と言えるでしょう。
需給面で見ると、かなり厳しい数字が出ていますね。値下がり銘柄数が835と、値上がり銘柄数の610を大きく上回っています。これは買いの勢いが分散しているというより、売りが優勢な局面であることを示唆しています。特に小型株セクターの弱さが顕著で、チャートが崩れ始めている銘柄も少なくありません。海運業などの強いセクターに資金が集中しすぎていて、市場全体の底上げには至っていない『二極化』の状態です。
ボラティリティは面白い展開だけど、方向感に迷うわね。エアートリ(6191)が1ヶ月で+75.9%と爆発的な動きを見せているし、レオパレス21(8848)や孵化胚ドットコム(6027)も強い上昇トレンドにある。でも、全体としてはマイナス圏だから、こうした個別株の急騰に乗るにはかなり高い技術が必要になるわ。短期勢としては、強いセクターの押し目か、あるいは材料が出た瞬間の初動を狙うしかない局面ね。
材料面では、特定のテーマ性が強く効いていますね。海運やエネルギー関連がこれだけ強いのは、何らかの外部環境の変化や政策的な思惑が働いている可能性があります。一方で、三陽商会(8011)のような銘柄の下落は、個別材料の剥落か、あるいはセクター全体の需給悪化によるものか。エアートリ(6191)のような突出した上昇については、単なる需給だけでなく、何か新しいニュースが背景にないか徹底的に洗う必要があります。
リスク管理の観点からは、警戒レベルを一段階上げるべき週でした。騰落比率42.0%という数字は、市場のコンセンサスが割れているどころか、明らかに売りが優勢であることを示しています。平均価格変化率がマイナス1.6%であることは、保有資産全体の価値が目減りしていることを意味します。特定の強いセクターに依存しすぎると、そのセクターが崩れた時に逃げ遅れるリスクがあるため、ポートフォリオの分散とキャッシュ比率の維持を推奨したい局面です。
意見が交錯したポイント
来週の注目
締めの一言(保科 沙耶香)
今週はセクター間の明暗が非常にはっきりとした、選別が進む難しい相場でしたね。強気なセクターと弱気なセクターの差がこれだけ大きいときは、無理に全体に合わせるのではなく、それぞれの特性を理解した戦略が求められます。来週もデータの変化を冷静に見極めながら、慎重かつ大胆に臨んでいきましょう。
利回り以外に確認したい指標
- 指数(日経・TOPIX)— 本記事は個別株集計ベースのため、指数は参考情報として扱う
- セクター偏り — 一部業種の急騰・急落が全体像を歪める場合がある
- 出来高 — 値動きに需給が伴っているかを各キャラが確認



