増配余地のある高配当株|成長と配当の両立
配当利回りと売上成長率のバランスが良い銘柄を、増配余地の観点から整理します。
なぜこの条件で抽出したか
配当利回り 2.5%以上
一定のインカムを確保しつつ、事業成長も見込める銘柄を探します。
売上成長率 5%以上
業績が伸びている企業は、将来的な増配余地がある可能性があります。
対象市場はプライム、データ基準日は2026-10-09です。
抽出結果(上位8銘柄)
| 銘柄コード | 銘柄名 | 配当利回り | 自己資本比率 | 営業利益率 | ROE | PER |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6191 | エアトリ | 22.0% | 47.4% | 11.0% | 11.7% | 18.4 |
| 2410 | キャリアデザインセンター | 11.0% | 59.8% | 8.5% | 23.8% | 12.1 |
| 3393 | スターティアホールディングス | 9.9% | 54.0% | 13.6% | 27.6% | 12.8 |
| 7282 | 豊田合成 | 9.7% | 57.3% | 6.9% | 10.9% | 2.1 |
| 3932 | アカツキ | 9.3% | 72.8% | 28.8% | 12.5% | 3.3 |
| 2282 | 日本ハム | 8.8% | 53.8% | 4.0% | 6.5% | 5.6 |
| 6379 | レイズネクスト | 8.4% | 75.5% | 8.4% | 11.4% | 5.1 |
| 3771 | システムリサーチ | 8.3% | 69.2% | 11.9% | 19.4% | 12.3 |
※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。
こんにちは、穏谷 みどりです。
日々の生活に、ゆったりとした安心感が生まれるような投資を心がけたいですね。「株価の上下より、毎年の配当と財務の健全さを。」という私の信念に基づき、今回は売上成長率が5%以上あり、かつ一定のインカムが見込める高配当銘柄について、皆さまと一緒にゆっくり見ていきたいと思います。
銘柄ごとの注目ポイント
エアトリ(6191)
配当利回りが22.0%と非常に高い数字を示していますね。売上成長率も5.8%と堅調ですが、これほど高い利回りの場合は、一時的な要因によるものか、あるいは株価の変動が大きく影響している可能性があります。自己資本比率は47.4%と標準的ですが、配当の持続性については、今後の利益水準を慎重に見守りたい銘柄です。
キャリアデザインセンター(2410)
配当利回りは11.0%と高く、ROEも23.8%と非常に高い収益性を誇っています。自己資本比率は59.8%と安定しており、財務の健全性と稼ぐ力のバランスが取れている印象を受けますね。売上成長率も5.1%とプラスを維持しており、インカムの源泉となる事業の勢いを感じます。
スターティアホールディングス(3393)
配当利回り9.9%に対し、ROEは27.6%と驚くほど高い効率で利益を生み出しています。自己資本比率も54.0%と安定しており、売上成長率も7.1%と伸びていますね。営業利益率も13.6%と高く、配当の持続可能性という観点からは、非常に魅力的な数字が並んでいると感じます。
豊田合成(7282)
配当利回りは9.7%です。売上成長率は8.2%と力強く伸びており、自己資本比率も57.3%と健全な水準を保っています。ただ、直近の株価変動が非常に激しいようですので、財務の安定感はあっても、投資のタイミングには少し慎重さが求められるかもしれませんね。
アカツキ(3932)
配当利回りは9.3%ですが、特筆すべきは自己資本比率の72.8%という非常に高い財務の安定性と、28.8%という高い営業利益率です。売上成長率も9.3%と高く、稼いだ利益をしっかりと蓄えつつ配当に回す、理想的な形に近い構成に見えます。
日本ハム(2282)
配当利回りは8.8%です。自己資本比率は53.8%と安定していますが、営業利益率が4.0%とやや低めなのが気になるところですね。売上成長率は6.3%と伸びていますが、コスト管理が今後の配当維持の鍵になりそうです。
レイズネクスト(6379)
配当利回りは8.4%で、自己資本比率が75.5%と非常に高く、財務基盤はとても強固です。売上成長率も10.9%と高く、PBRが0.6倍と割安感もありますね。財務の健全性を重視する方にとって、注目したい銘柄の一つと言えるでしょう。
システムリサーチ(3771)
配当利回りは8.3%です。自己資本比率は69.2%と高く、ROEも19.4%と優秀な数字を維持しています。売上成長率も12.2%と今回のリストの中でも際立って高く、成長と安定のバランスがとても綺麗に整っている印象を受けます。
セクター偏りについて
今回の抽出銘柄を見ると、サービス業や情報・通信業といった、比較的資産を持たずとも高い収益性を出しやすいセクターが多く見受けられます。一方で、製造業や食品といった伝統的なセクターも含まれており、バランスは取れていますが、景気動向によって利益率が変動しやすい性質があることも、心に留めておいてくださいね。
まとめ
高配当銘柄はとても魅力的ですが、「利回りが高いから」という理由だけで飛びついてしまうのは少し危ないかもしれません。大切なのは、その配当を支えるための「稼ぐ力(利益率)」と、不測の事態に備える「守りの力(自己資本比率)」が両立しているかどうかです。
今回の銘柄群は、売上の成長を伴いながらも、それぞれの財務特性を持っています。今の配当だけでなく、これからも長く続く配当を期待できるかどうか、ぜひ皆さまご自身の目で、ゆっくりと確かめてみてくださいね。
利回り以外に確認したい指標
- 配当性向 — 増配の余地はあるか
- 利益の推移 — 成長が配当原資に反映されているか
- 過去の配当方針 — 増配傾向があるか
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