2026年10月の株主優待特集|魅力的な優待をピックアップ 第4回

2026年10月が権利確定月の株主優待銘柄から、内容や利回りが魅力的な優待を安藤和子が紹介します(第4回)。

なぜこの条件で抽出したか

当月が権利確定月

その月のうちに買って権利を取りやすい銘柄に絞ります。権利付き最終日は銘柄ごとに異なるため、個別確認が必要です。

優待あり(内容・利回りで魅力を評価)

優待+配当の総合利回りが高い順に並べ、食事券・金券・カタログなど中身が楽しい銘柄を中心に紹介します。購入金額・財務・流動性では絞りません。

対象市場はプライム・スタンダード、データ基準日は2026-10-02です。

抽出結果(上位8銘柄)

銘柄コード銘柄名配当利回り自己資本比率営業利益率ROEPER
6194アトラエ7.6%72.0%24.3%22.5%18.6
2301学情4.4%87.0%21.2%12.7%12.2
8917ファースト住建4.0%66.0%5.8%3.5%10.5
6309巴工業4.0%75.8%9.0%9.0%14.9
7856萩原工業3.9%72.4%4.6%5.8%16.0
4666パーク243.7%27.7%9.2%16.2%20.8
8927明豊エンタープライズ3.5%—%—%—%5.4
7804ビーアンドピー3.4%81.1%15.6%12.9%12.1

※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。

こんにちは、安藤 和子です。

日増しに秋の気配を感じる季節になりましたね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 今月もやってきました「monthly-shareholder-benefit」第4回。今回は、10月に権利確定を迎える銘柄を中心に、株主優待をメインに据えた特集をお届けします。

普段の私は、PERやPBRといった指標を見て「本当にお買い得なものか」を厳しくチェックするタイプですが、たまにはこうして、お買い物のお楽しみのような「優待」にスポットライトを当ててみるのも、投資生活に彩りを添えてくれて素敵ですよね。もちろん、中身の充実度だけでなく、企業の健康状態もしっかりと確認しながら進めてまいりましょう。

銘柄ごとの注目ポイント

アトラエ(6194)

10月の優待といえば、まずこちらが気になりますね。500株以上の保有で優待が受けられます。ROEが22.5%と非常に高く、稼ぐ力が強い企業です。PERは18.6倍、PBRは4.5倍と、指標だけを見ると少し「お高め」な印象を受けますが、高い収益性がその価格を支えているようです。配当利回りも7.6%と非常に高水準ですので、優待とお得な配当の組み合わせとして注目したい一株ですね。

学情(2301)

こちらも10月に権利確定を迎えます。500株からの保有となります。PERは12.2倍、PBRは1.6倍と、指標面では比較的落ち着いた水準に見えますね。ROEも12.7%と健全な数字を維持しています。配当利回りも4.4%と decent(きちんとした)な高さですので、優待とあわせて検討したい銘柄です。

ファースト住建(8917)

こちらは4月と10月に権利がくる、通年の楽しみがある銘柄ですね。100株から保有可能です。注目はなんといってもその割安感。PBRが0.4倍と、解散価値を大きく下回る水準にあります。PERも10.5倍と低めです。ROEは3.5%と少し物足りなさはありますが、配当利回り4.0%という数字は、家計を預かる身としては見逃せません。

巴工業(6309)

10月に権利が確定する、200株からの銘柄です。PERは14.9倍、PBRは1.3倍と、極端な割安ではありませんが、バランスの取れた数値といえます。ROEは9.0%で、着実に利益を出している様子が伺えますね。配当利回りも4.0%あり、優待を楽しみつつ、堅実な還元を期待したいところです。

萩原工業(7856)

10月に権利を迎える、100株からの銘柄です。PBRが0.9倍と1倍を割っており、PERも16.0倍と標準的な範囲内です。ROEは5.8%と控えめですが、配当利回りが3.9%あるのは嬉しいポイントですね。長期保有特典があるのも、じっくり付き合いたい方には魅力かもしれません。

パーク24(4666)

10月に権利が確定する、100株からの銘柄です。ROEが16.2%と高く、効率よく利益を上げているのが分かります。ただ、PERは20.8倍、PBRは2.6倍と、今回のリストの中では少し評価が高め(割高寄り)に見えますね。配当利回りは3.7%ですので、優待の魅力と成長性をどう見るかが鍵になりそうです。

明豊エンタープライズ(8927)

4月と10月に権利がくる銘柄ですが、こちらは2,000株からという少し大きな単位での保有が必要になります。PERは5.4倍、PBRは1.2倍と、驚くほど低PERなのが特徴です。売上成長率も23.8%と勢いがありますが、配当利回りは3.5%となります。優待の条件をクリアできる規模感の方には、非常に割安な選択肢に見えるかもしれません。

ビーアンドピー(7804)

10月に権利が確定する、100株からの銘柄です。ROEは12.9%と高く、配当利回りも3.4%としっかりしています。PERは12.1倍、PBRは1.5倍と、極端な割安感はありませんが、非常にバランスの取れた優良な数字に見えますね。

セクター偏りについて

今回はサービス業や不動産業、製造業など、幅広いジャンルから抽出できました。特定の業界に偏りすぎないことは、家計の分散投資と同じで、リスク管理の観点からもとても大切なことですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?優待は、日々の生活を少し豊かにしてくれる「おまけ」のようなもの。でも、そのおまけを受け取るための「元手」となる株価が、企業の価値に対して適切かどうかを見極めるのが、私たちバリュー投資家の嗜みです。

株主優待は家計の「おまけ」として楽しむのがおすすめです。気に入った優待でも、権利落ちによる株価の下落や、制度変更には十分注意してくださいね。投資判断はご自身でお願いいたします。

利回り以外に確認したい指標

  • 権利付き最終日 — 当月末確定でも、最終売買日はそれより前です
  • 優待内容の変更・廃止リスク — 公式IR・株主優待ページで最新を確認
  • 長期保有条件 — 「あり」でも保有期間や株数条件がある場合があります
  • 権利落ち後の値動き — 優待・配当の権利落ちで株価が下がることがあります
  • 必要株数・最低投資額 — 魅力的でも単元が大きい銘柄はあるので個別に確認

おすすめピックアップ

Amazon売れ筋と投資の定番本から、いま注目の商品を紹介しています(アフィリエイトリンクを含みます)。

本サイトの記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。