2026年11月の株主優待特集|魅力的な優待をピックアップ 第5回

2026年11月が権利確定月の株主優待銘柄から、内容や利回りが魅力的な優待を安藤和子が紹介します(第5回)。

なぜこの条件で抽出したか

当月が権利確定月

その月のうちに買って権利を取りやすい銘柄に絞ります。権利付き最終日は銘柄ごとに異なるため、個別確認が必要です。

優待あり(内容・利回りで魅力を評価)

優待+配当の総合利回りが高い順に並べ、食事券・金券・カタログなど中身が楽しい銘柄を中心に紹介します。購入金額・財務・流動性では絞りません。

対象市場はプライム・スタンダード、データ基準日は2026-10-28です。

抽出結果(上位8銘柄)

銘柄コード銘柄名配当利回り自己資本比率営業利益率ROEPER
1419タマホーム4.8%34.3%1.9%4.1%64.4
1430ファーストコーポレーション4.7%34.5%8.0%16.9%6.9
8887シーラホールディングス4.2%26.6%8.1%35.6%1.9
7388FPパートナー4.1%64.2%9.3%17.3%27.0
3139ラクト・ジャパン3.9%36.0%3.3%13.3%9.6
4616川上塗料3.8%38.4%0.9%2.2%54.4
9765オオバ3.7%71.2%11.6%10.0%13.5
4577ダイト3.4%72.2%7.2%6.0%12.2

※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。

こんにちは、安藤 和子です。

毎月の家計管理も大切ですが、投資の世界でも「おまけ」があるとお買い物気分が少し上がりますよね。今月は、11月に権利確定を迎える銘柄の中から、株主優待の魅力が光る銘柄をピックアップしてみました。

ただ、私は「安さ」を見抜くのが仕事。優待の内容だけでなく、その企業の体力がしっかりしているか、数字の裏側はどうなっているかも一緒に見ていきましょうね。「高い人気株より、ちゃんと安い優良株を。」が私のモットーですから。

銘柄ごとの注目ポイント

タマホーム(1419)

11月の権利確定に向けて、配当利回りが4.8%と非常に高いのが目を引きますね。ただ、PERが64.4倍、PBRが3.4倍と、指標面では少し割高感があります。ROEも4.1%と控えめなので、優待の魅力だけでなく、株価が落ち着くタイミングをじっくり見極めたい銘柄です。

ファーストコーポレーション(1430)

こちらは500株からの保有となりますが、配当利回りが4.7%と高水準です。PERは6.9倍、PBRは1.2倍と、指標で見るとかなり割安な水準にありますね。ROEも16.9%と高く、効率よく稼ぐ力もしっかりしています。優待と配当のバランスが取れた、注目したい一台です。

シーラホールディングス(8887)

200株から権利が得られます。驚くのはその数字で、PERは1.9倍、PBRは0.0倍(※データに基づく)と、極めて割安な状態です。ROEも35.6%と非常に高いですが、売上成長率が625.8%と急拡大しているため、今後の持続性には注意深く見守る必要がありますね。

FPパートナー(7388)

100株から検討できる銘柄です。配当利回りは4.1%で、ROEは17.3%と優秀な数字を出しています。ただ、PERが27.0倍、PBRが5.1倍となっており、成長期待がすでに価格に乗っている印象を受けます。優待を楽しみつつも、指標の高さは意識しておきたいところです。

ラクト・ジャパン(3139)

100株から保有可能です。PERは9.6倍、PBRは1.0倍と、非常に手堅い割安感があります。ROEも13.3%と安定しており、派手さはありませんが、家計を支えるような安心感のある数字ですね。配当利回りも3.9%と、優待と一緒に楽しむには十分な水準です。

川上塗料(4616)

100株から権利が得られます。配当利回りは3.8%ですが、PERが54.4倍とかなり高めです。ROEも2.2%と低く、直近の株価上昇が激しいようですので、優待目的だけで飛びつくのは少し慎重になったほうがいいかもしれませんね。

オオバ(9765)

100株から検討できます。配当利回りは3.7%で、ROEは10.0%、PERは13.5倍と、バランスの取れた数値です。自己資本比率も71.2%と高く、財務の健全性が感じられます。優待を「おまけ」として楽しみながら、長く付き合えそうな銘柄です。

ダイト(4577)

100株から保有可能です。PBRが0.7倍と、解散価値を下回る割安な水準にあります。ROEは6.0%、PERは12.2%と、極端な割高感もありません。配当利回り3.4%と合わせて、資産を守りつつ優待を狙う視点では面白い存在です。

セクター偏りについて

今回は建設業や不動産業に関連する銘柄がいくつか見受けられました。景気動向に左右されやすいセクターですので、優待の魅力だけでなく、その業界全体の流れにも目を配っておくと、より堅実な投資につながりますよ。

まとめ

株主優待は家計の「おまけ」として楽しむのがおすすめです。美味しいものを食べたり、便利なものを受け取ったりするのは嬉しいものですが、あくまで主役は企業の価値です。気に入った優待でも、権利落ちによる株価の下落や、制度変更には十分注意してくださいね。

投資判断はご自身でお願いいたします。

利回り以外に確認したい指標

  • 権利付き最終日 — 当月末確定でも、最終売買日はそれより前です
  • 優待内容の変更・廃止リスク — 公式IR・株主優待ページで最新を確認
  • 長期保有条件 — 「あり」でも保有期間や株数条件がある場合があります
  • 権利落ち後の値動き — 優待・配当の権利落ちで株価が下がることがあります
  • 必要株数・最低投資額 — 魅力的でも単元が大きい銘柄はあるので個別に確認

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本サイトの記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。