ディープバリュー候補|PER・PBRが特に低い銘柄

PER・PBRが市場平均を大きく下回る銘柄を、バリュートラップに注意しながら整理します。

なぜこの条件で抽出したか

PER 10倍以下・PBR 1.0倍以下

市場で特に割安と評価されている銘柄を抽出します。安さの理由の確認が特に重要です。

ROE 5%以上・自己資本比率 40%以上

極端な割安株でも、最低限の稼ぐ力と財務基盤は確認します。

対象市場はプライム、データ基準日は2026-08-26です。

抽出結果(上位8銘柄)

銘柄コード銘柄名配当利回り自己資本比率営業利益率ROEPER
8935FJネクストホールディングス4.0%71.2%10.1%12.3%6.6
4028石原産業4.0%53.7%12.3%12.9%7.4
9201日本航空株式会社第1回社債型種類株式3.2%40.3%10.3%10.7%9.9
5351品川リフラ4.6%46.1%7.7%24.4%3.7
4516日本新薬3.4%84.2%20.8%10.2%8.2
9022東海旅客鉄道0.8%46.6%41.4%10.9%6.9
6371椿本チエイン3.0%64.5%7.3%10.0%9.1
6804ホシデン2.8%69.8%4.3%10.8%9.0

※ JpStockAnalyzer スクリーニング結果。数値は記事生成時点のデータです。

こんにちは、安藤 和子です。

スーパーのお買い物でも、「安すぎるもの」には何か理由があるものですわよね。お肉が驚くほど安ければ「賞味期限が近いのかしら?」と確認するように、投資の世界でも「なぜこんなに割安なの?」という理由を見極めることが大切です。

今回は、PERが10倍以下、かつPBRが1.0倍以下という、市場で特に注目される「割安な銘柄」をピックアップしてみました。ただ、単に数字が低いだけだと、業績の悪化が原因の「バリュートラップ(割安の罠)」に陥っている可能性もあります。稼ぐ力であるROEや、家計の安定感を示す自己資本比率もあわせて見ていきましょうね。

銘柄ごとの注目ポイント

FJネクストホールディングス(8935)

PER 6.6倍、PBR 0.8倍と、かなりお買い得感のある数字が並んでいます。ROEも12.3%と高く、自己資本比率は71.2%と非常に盤石な財務基盤をお持ちですわね。売上成長率も26.6%と勢いがありますので、この割安さが一時的なものなのか、それとも市場がまだその成長性を織り込めていないだけなのか、じっくり見極めたい一社です。

石原産業(4028)

PER 7.4倍、PBR 1.0倍と、指標面では非常に落ち着いた水準です。ROEは12.9%としっかり稼ぐ力があり、自己資本比率も53.7%と健全です。化学セクターは景気の影響を受けやすい側面もありますが、現在の割安さが妥当なものか検討の余地がありそうですわね。

日本航空株式会社第1回社債型種類株式(9201)

PER 9.9倍、PBR 0.9倍と、基準の範囲内に収まっています。ROEは10.7%で、自己資本比率は40.3%と、今回の抽出条件の中では少し慎重に見守りたいラインです。航空業界の動向次第で数字が変わりやすいので、注意深く見ておきたいですね。

品川リフラ(5351)

こちらの銘柄は非常に個性的ですわ。PER 3.7倍、PBR 0.9倍と驚くほどの低さですが、注目すべきはROE 24.4%という高い収益性です!配当利回りも4.6%と高く、稼ぐ力に対して株価がかなり控えめな印象を受けます。なぜこれほどまでに放置されているのか、その理由を突き止めるのが楽しみな銘柄です。

日本新薬(4516)

PER 8.2倍、PBR 0.8倍と割安感があります。自己資本比率は84.2%と、まるで貯金がたっぷりあるお家のような安心感がありますわね。ただ、直近の株価推移を見るとマイナス圏での動きが見られます。高い収益性を維持しつつ、どうやって株価の評価を取り戻していくのかがポイントになりそうです。

東海旅客鉄道(9022)

PER 6.9倍、PBR 0.7倍と、指標面ではかなり低水準です。営業利益率が41.4%と非常に高いのが特徴的ですね。自己資本比率は46.6%と安定しています。インフラを支える企業としての重みがありますが、この割安さが将来の成長期待を反映していないものなのか、確認が必要ですわ。

椿本チエイン(6371)

PER 9.1倍、PBR 0.9倍と、バランスの取れた割安銘柄です。ROEは10.0%、自己資本比率は64.5%と、堅実な経営スタイルが伺えます。派手さはありませんが、地道に稼ぐ力を持っている印象を受けますね。

ホシデン(6804)

PER 9.0倍、PBR 0.9倍です。売上成長率が81.1%と驚異的な数字を出していますが、株価は直近で少し足踏みしているようです。ROEは10.8%、自己資本比率は69.8%と良好です。急成長が一時的なものなのか、それとも継続的なものなのかによって、この割安さの意味合いが大きく変わってきそうですわ。

セクター偏りについて

今回は不動産、化学、空運、医薬品、輸送用機器など、幅広いセクターから抽出されました。特定の業界に偏っていないため、市場全体の割安傾向を俯瞰するのに良いサンプルといえますね。

まとめ

今回ご紹介した銘柄は、どれも数字の上では「とても安い」ものばかりです。でも、お買い物と同じで、「安い理由」が分からなければ怖いですわよね。業績が悪化しているために安くなっている「バリュートラップ」なのか、それとも実力に対して過小評価されているだけなのか。

高い人気株を追いかけるよりも、こうした数字の裏側にある物語を丁寧に読み解いていくこと。それが、賢い投資への第一歩だと私は信じています。「高い人気株より、ちゃんと安い優良株を。」、大切にしていきたいですね。

利回り以外に確認したい指標

  • 業績トレンド — 構造的な衰退で安いのか
  • セクター全体の評価 — 業界全体が低評価か個別要因か
  • キャッシュフロー — 利益の質と持続性

おすすめピックアップ

Amazon売れ筋と投資の定番本から、いま注目の商品を紹介しています(アフィリエイトリンクを含みます)。

本サイトの記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。